居宅サービス計画書の書き方 第3表
14 居宅サービス計画書の書き方 第3表
第2表の「援助内容」のうち週単位で行われるものは、その月の標準的なサービス計画を週単位で記入します。したがって、この表には第2表に掲げられたサービスを、保険給付対象の内外を問わず、基本的には全て記入します。なお、この計画がいつのものか明らかにするために、表の右上欄外に「○○年○○月分より」と記載しておきます。
【週間サービス計画】
意義は?
週単位の支援やサービスの時間帯を、曜日と時間の表中に記載し、利用者の生活活動とサービス提供状況をわかりやすくします。
使い方は、
- サービス利用の時間を利用者自身が確認できるので、生活全般の過ごし方を具体的にイメージし、自立に向けて取り組むことができます。視力低下などがある場合は、サービス ごとに色分けなどの工夫をしましょう。
- サービス提供者は、曜日や時間ごとのサービスの提供状況を確認することによって、他の 支援やサービスの提供や役割を認識し、円滑なチームケアを深めることができます。
POINT!
医療や保健福祉サービス、またボランティアサービス、家族の支援なども記入しましょう。
POINT!
夜間や土曜日・日曜日のサービスや支援内容についても、適切かどうか考えましょう。
【主な日常生活上の活動】
記載要領 ※厚生労働省通知
利用者の起床や就寝、食事、排泄などの平均的な一日の過ごし方について記載する。なお、当該様式については、時間軸、曜日軸の縦横をどちらにとってもかまわない。
意義は?
POINT!
利用者の起床・就寝・食事・排泄(夜間も)・入浴・昼寝や介護者の帰宅時間などを記載しましょう。主な介護者の平均的な一日の過ごし方を把握しておき、記載しておきましょう。
意義は?
週単位以外の支援やサービスも書いておくと、目標を持ったチームケアを進めることができます。
POINT!
居宅療養管理指導や短期入所、福祉用具、その他のサービスで、隔週や月単位で提供されるものについて書きましょう。医療や保健福祉サービスまたボランタリーなサービスや近隣の訪問なども週単位以外の周期であれば、書いておきましょう。